講師から
大野城市子どもの習い事について
【保護者目線なお話】
自宅では練習をしてくれない💦
自分からやろうとしない💦
ってありますよね?
親としては家でも練習して上達する姿を見たいものですよね。
でも自分からやりたいと言って始めた習い事が、全然やらなくなってるのには理由があります。
楽器は弾けるようになりたいけど、家でするほど、熱意が持てないや、練習よりも遊ぶことが優先されるなど環境が整ってないなど、その子にとってさまざまな原因があり、やる気に反映されていないのです。
ではどうやったらやる気がでるかな?と考えてあげるのも小さい頃の練習には欠かせないことだと思います。
お子様であれば、月齢によっては練習の仕方がわからない子もいます。
1,出来ないところ数回繰り返し弾く
2,続けて最後まで弾く
3,少しゆっくり弾いて弾けるようになったら、元の速さにもどす
など①【やり方を教える】のは、レッスン時だけで伝えても伝わりきれていなかったり、忘れてしまっている時もありますよね。
「こんな風にしてみたら?」と伝えてみると、やってみようかなって思える場合もあるかもしれません。
②【「教えて」と言ってみる】
先生役になると張り切っちゃうお子様も多いですよね?
「ここはどうするの?」と聞いて答えられなかった時、子どもなりにもっと勉強しなきゃって気付くきっかけにもなり、お子様の教える姿から親御さんもこんな凄いことできるようになったのかと成長を感じることもできます。
③【毎日のルーティンに加える】
ご飯を食べる前やお風呂から上がったあとなど、時間帯を決めてあげることで、練習の時間だとすんなり受け入れてくれる子もいます。
習慣化することで無理なく出来るといいですよね。
強制はしたくない。やる気を持って習い事を続けてほしいのが親御さんの本音です。でもそこには親御さんのサポートも必要です。
もちろん上記の方法が効かない子もいるかもしれません。
ご褒美制度が良かったり、褒められる言葉が有効だったりと人それぞれかと思いますが、小さいうちは親御さんのプラスなサポートって必要不可欠だと感じています。
こんなに偉そうなことをいっておりますが、まさに私もサポート側の1人で本教室でヴァイオリン習う娘の保護者です。
先生が見たら、笑われちゃうかもしれません(笑)
娘も自分からは練習しない子💦
発表会前には練習ノートをつくり、毎日シールをためていくシステムを導入したり、ご褒美をしたり、ミニミニ家族コンサートを開いたりと試行錯誤しました。
どんな分野の習い事にでも共通していると思うことがあります。
子どもにとっての第一印象と習い始めてからの印象はきっと違うのだと。
「こんなふうに弾けるようになりたい」→「頑張ってもできない・・・・」
これは当たり前のことですよね。どんな講師でもその道を極めるまでにたくさんの努力と時間を費やしてきています。
すぐにできるようになるなんてそんなすごいことはないです。
この段階にきたお子様を持つ親御様は何をすべきか
・時にはペースを落としてみる
・毎週この時間に来ることがその子にとっての頑張る時間だと思うこと
・練習した先にある充実感を一緒に感じること
だと思います。
何でも継続し続けたことが得意なことになります。
講師の皆様もいろんな時期を乗り越えてここまできております。
その子に合わせてペースを変えてみたり、別の活動にしてみたり臨機応変に対応することができます!
親御様はお子様のやる気のなさに一喜一憂するよりもどっしり構えていてくださるといいのかなと。
「細く長く」という言葉を言われていた保護者の方がおられましたが、本当にそうだと思います。
楽器は続けていってこそ上達に繋がります。親御さんの試行錯誤も大切な継続する要素となると感じています。